まずは手術をうける前夜の写真ですが、こんな感じです。
見ての通り、オデコから頭頂部にかけてウブ毛が生えている程度で事前のカウンセリングによると現在の密度は薄毛になっていない部分に対しておおよそ15%強なんだそうです。
さらにこの薄毛は後頭部のツムジに向かっており、頭頂部からの写真は無いのですが明らかな薄毛です。
今回受ける手術は後頭部の頭皮を幅10mmを基準としておおよそ30cm程切り取り、そこにある毛根を薄毛の部分に移植する一般的な自毛の植毛手術です。
今回の手術にあたっては、カウンセリングを含む移植範囲や費用の設定については2ヶ月半前の12月末に既に済ませていました。また血液の検査も行なってもらいました。
その際の測定結果では植毛範囲は116平方cmに対して、33%の密度をアップさせるためにはドナー部分の必要面積が38平方cmと算出されました。後頭部の皮膚のたるみ具合からドナー部分は10mm以上取得できるであろうという見込みも立てられました。
どれくらいの毛を植えるかについては色々な計算方法があるようですが、結局何本の毛を植えるのかという質問に対する答えはあくまでも見込みであって、正確な数はわからないようです。私の受けたクリニックでは、植毛範囲の面積に対して植毛密度を算出した結果から算出できる必要なドナー部分の面積にて治療費を算出していました。
多分理由としては、
ドナー部分に幾つの毛根があるかは実際に採取してみないとわからない。
一つの毛根から生えている毛の数を事前に数えるのは難しい。
等ということだと思います。そのため廻りの毛に対する比として、33%アップ等という表現になるのだと思いました。
余談ですが、対して切らずにグラフト(毛根)を採取する方法では手術の際に目視で毛根を採取しているためあらかじめ移植するグラフトの数と期待できる毛髪の数の算定が容易であるのかと思います。
話を元に戻しますが、私は33%アップのコースで行くこととしました。費用はウェブページ等に書かれている計算によればおおよそ税込で186万円程という事になりますが、結局137万円にて手術を行なってもらうことになりました。この点については別途機会を見て書きたいと思います。
さて手術はどうなるのでしょうか。