2013年12月23日月曜日

9ヶ月半。見せ方で変わる

このブログを見ている人って意外と少ないみたいで、ちょっと気力を失くしていたところです。前回の記事にコメントを頂いたので写真をアップしてみます。

最近は髪を少しばかり伸ばしてみているのですが、見せ方によっては、相変わらず薄毛に見えるようです。

例えば洗髪後にサッと拭いて、分け目をつけてみた場合、上から強い光を当てると、こんな感じに見えます。(写真は手術後9ヶ月半)


分け目をつけた場合は相変わらず薄毛ですね。

まあ今回は、ワザと見栄えが悪い写真を選んでみましたが、少なくとも他人には瞬間的に、このように見えることがあるはずです。(さらに今回は髪を真っ黒には染めていないです。)

例えば日なたで、ニット帽を抜いだ時の状態がこんな風に見える気がしています。あとはスポーツで汗をかいた直後や、宿泊施設等でお風呂に入った後も要注意。

それを適当に乾かして、特に分け目をつけないようにして軽くふくらませた場合は、下の写真のようになります。


ここからは、適当にセットすればいいのですが、なにぶん生えてきている毛はクセ毛状態が続いているのでチョット面倒です。
あまり伸ばさない方がいいのかもしれません。

33%増の植毛では、完璧なフサフサには成らないみたいです。でも2度目の手術は現在のところ考えていません。

1年ぶりに会った友人たちから、髪の毛の事を指摘される事はありませんが、一様に言われることは、「相変わらず若々しいね? 前回会った時は随分疲れていたみたいたけど」、と…(苦笑)。

この程度の速度と量での髪の毛の復活なら自然かもしれませんね。


余談ですが、私が真剣に植毛を考えてカウンセリングを受けたのが2012年の12月末でした。今から1年前です。

そして2013年3月に植毛。

ふりかえれば、薄毛がどうしようもないために、全体を短くしていましたが、絶対に誤魔化せる状態ではありませんでした。
写真に写ることも拒んでいましたし。

2012年12月末(植毛3ヶ月前)に列車内で撮ってもらった写真がこんな感じでした。


2013年9月(植毛半年後)には、こんな感じになりました。

黒々としているのは、写真加工やフリカケではなくって、真っ黒に染めた髪の色が飛んでいるからです(苦笑)。

このくらいの髪の長さのほうが薄毛が目立たない気がしてきました。少しオヤジっぽいですが。
まあ髪型を考えられるだけ幸せですね。

2013年11月20日水曜日

8ヶ月半が経ちました。ドナー部分の傷跡について

全体としては、7ヶ月の状態とはあまり目に見えた変化はありません。

前回の記事のコメントに傷跡を見せてほしいというリクエストがあったので、今回はその写真を貼ります。


あまりきれいな写真でなくってすみません。
場所によって状態は違うのですが、この部分が一番状況が悪い部分です。写真では色が飛んでしまっていますが、毛がない部分は赤くなっています。

実はこの部分、手術後3ヶ月目から6ヶ月目辺りで、幾度か皮膚の下が膿んだりしていました。貰った塗り薬もあまり効果がなく偶に傷から膿の混じった血が出てきた事もありました。以降安定したのも比較的最近ですのでこの先どうなるのかわかりません。そのせいでしょうか。

他の部分はコレほど広い無毛部分はありませんが、赤みはあって帯状になっています。普段は見えないのですが、この部分に毛が生えて来るのは何時になるのかわかりません。少なくとも後頭部は地肌が見える様な短さには出来ませんね。

2013年10月10日木曜日

7ヶ月後の写真

写真は、7ヶ月と数日経った状態です。

だいぶ生え揃ってきた状態なのかと思います。この過去3ヶ月の変化は結構大きな物があります。

まだ植毛した部分の頭皮に吹き出物が出来るので、これからも少しは毛が生えて来るのかもしれません。まる一年が経った時点でどうなっているかが楽しみです。

見ての通り生えてきた毛は、若干癖があるようです。またサイドの毛に比べて白髪が少ないです。

明るいところで真上から見ると地肌が見えます。でも現在、人前に出るのが恥ずかしい等という気持ちはなくなっててきました。
サイドを傷が見えない程度に少しすけば、なんでもない普通の髪型になりそうです。

実は4ヶ月くらいの時には、「俺は失敗例なのかなあ~」と悩みかけました。



私の場合は(定義がクリニックにより曖昧ですが)メガセッションに近い約2,500株を看護師さんが3人掛かりで植えてくれました。毛は太くないのですが幸い毛が3本以上生えている株も多かったようです。そのせいか前頭部だけでなく頭頂部にかけても同じように生えています。またサイドの部分の境目での違和感もありません。



こちらは洗面所のライトの下で前髪を前に持ってきて撮ってみました。

年末にかけて髪を少しずつ長くしていこうか考え中。薄くなってきてからは、そんな事を考える余裕もなかったのに。

2013年9月26日木曜日

6ヶ月半が経ちました

少しサボっていました。6ヶ月半が経ちました。
今回は薄く見えがちな風呂上りの状態の写真をアップしてみたいと思います。

銭湯にてタオルでひと拭きした後の状態です。まあ地肌は見えますが、なんとかイケてるでしょう?(笑)

今あらためて、3ヶ月前の写真を見ると悲惨ですねえ。やっと以前の自分の見慣れた頭に戻ってきたという感じがします。半年前に植毛をしていなければ、あのままだったんだなあと、少しコワイような感じがします。

始めは本当に生えて来るのか不安でしたが、植毛をやってよかったなと思いました。

手術を受ける前に、ネットで色々な方が書かれたブログを見ていました。若い方でM字修正の例は多いみたいですが、私の様に薄くなった既存毛の上に植毛した例をあまり見つけることが出来なかったので、すごく不安でした。ちゃんと生えて来るんですねえ。

2013年8月12日月曜日

5ヶ月が経ちました

5ヶ月経ちました。

今のところこんな感じです。

直射日光に当たるとヤバイですねえ。
でもこれが実際のところなんだと思いますよ。

ちなみに写真を撮った後に白髪染めでヘアカラーをしたんですが見た目は少し濃くなりました。

薄毛であることは明らかですが、このハゲ野郎っていう部分とのボーダーラインですねえ。

もう少し生えてほしいなあ…。
これからは生えてきた毛を伸ばして誤魔化そう。



2013年6月18日火曜日

植毛後3ヶ月半です。

写真をアップします。今のところ全く変わりません。



今回は植毛体験者として知っておいてほしいことを少し書いてみます。私はFUTで植毛をしました。

ドナー部の傷について
当初は傷の周辺の毛が伸びたら傷も少しづつ目立たなくなってくるものだろうと思っていました。ですが実際は、縫い目の周辺上下に幅5ミリ程の範囲の毛が抜けました。つまり傷の周辺の毛が抜けて、その幅は場所により大小がありますが無毛ベルト地帯が発生しています。現在のところその部分に毛は生えていません。ある種のショックロスかもしれません。

植毛部分について
私は植毛前も20%弱の密度の毛が生えていました。つまり既存の毛のある部分に植毛をしたということです。なんとなく頭頂部に産毛が生えてきたのか濃くなってきた気がします。でも前頭部はほとんど変わりません。植毛の際に抜けた毛が生えてきた程度だと思います。このまま全く生えないのか、それともこれらが植毛した毛根から生えてきたものなのかは、長くなるまで待たないと判断ができません。

頭皮について
植毛のために凸凹ができたりするような事は、ありませんでした。ニキビのような吹き出物が頻繁に出来ます。コレはどうにかならないかと思っています。


状況というのはこの後も変わっていくと思いますが、これが現状です。


2013年5月30日木曜日

約3ヶ月が経とうとしています

他人のブログを見ると、術後3ヶ月目頃には産毛が生えてきたとかいう記事が目立ちます。クリニックでは1ヶ月で植毛した毛が抜けて、その後3ヶ月程の休止期間に入ってから発毛すると書いてあることが多いので、おおよそ4ヶ月経たないと発毛が見られないようです。

私の場合は今が90日程なのですがマッタク変化がありません。
まあクリニックでは誇大な広告は打てないと思うのですが、とても不安にはなりますね。

後頭部のつっぱり感は殆ど無くなって来ました。でも頭皮の神経はまだ切れたままのようで帽子をかぶってるような違和感があります。

まあウェブを見ている限り、毛が生えてこないというトラブルは見かけたことが無いので、気長に待つしか無いのでしょうか。夏休みまでには毛が生えていて欲しかったのに。

2013年5月9日木曜日

植毛の治療費について

最近は海外での植毛手術の広告が出ています。

費用が安い点が特徴のようですが、私の場合では、どれだけ差が出るのかを考えてみました。


あらかじめ申し上げますと、私が手術を受けたクリニックではウェブページに出ている値段と実際の手術の値段には差がありました。実際に提示された値段の方がWebの表示よりも安かったです。

値段は交渉ではなくカウンセリングの際にある程度の値引きを提示されました。これについては特に手術を受ける日にちに条件などもなく、「カウンセリングからおおよそ4ヶ月くらいの間に手術をうける場合はOKですよ」 というスタンスでした。カウンセリングは年末に行いました。

さらに手術当日には予定より多くのドナー面積が採れたので、多く採れた分を無駄なく移植してくれました。

ここのクリニックの感じとしては、見積金額はすごく安全側に倒した数字で算出しているなあと思いました。実際にカウンセリングしてもらわないと値段はわからないものだと感じました。

そのため結果としては国内にて確かな評判のあるクリニックにて、海外で手術するのと同等の値段で植毛を受けられのではないかと感じています。


私は東京のとあるクリニックにて

  • FUT (後頭部を切るタイプの手術)
  • 約 2,570株の移植 (当初は1,670株を見込んだ)
  • 約 7,000本相当 (当初は4,000本が見込まれた)
  • ホテルに前日一泊無料
  • 合計136万5千円 + 東京までの交通費。


韓国のAクリニックの場合 (ウェブからの情報)
ここは本数にてカウント

  • FUT 2500本
    87万5千円 +渡航費+滞在費
    基本料₩2,500,000 + 2,500本₩7,000,000 +アテンドサービス₩120,000
  • FUT 3500本
    105万6千円 +渡航費+滞在費
    基本料₩2,500,000 + 2,500本₩9,000,000 +アテンドサービス₩120,000


韓国のBクリニックの場合 (ウェブからの情報)
ここも本数にてカウント(FUEの場合は一株2本と計算してるがFUTについては不明)

  • FUT 4500本
    67万円 +渡航費
    4,500本 64万円 +アテンドサービス 3万円
まあ海外のクリニックでも規定の本数だけを植えたらそれでオシマイなのか、その他もサービスとして植えてくれるのかはわかりません。

2013年5月4日土曜日

二ヶ月経ちました

さて、手術を受けてから2ヶ月が経ったので現在の状況を書いてみます。

ハッキリ言って一ヶ月の時点とあまり変化がありません。
違う点としては、

  • 髪の毛はさらに薄くなった気がします。多分ショックロスで抜けたのだと思います。
  • 吹き出物は相変わらずです。痛くてたまりません。
  • ドナーの傷の周辺部分からは相変わらず毛が生えて来ません。この辺りも新たな毛が生えてくるのを待つしか無いようです。

薄い自分のアタマを見る度に、これ以上は薄くならないんだろうと心の中でつぶやきつつ過ごしています。



2013年4月10日水曜日

一ヶ月後の状況

植毛してから一ヶ月が経ちました。
私の現在の状況ですが、

  • 多分、植毛した毛は知らぬ間に殆んど抜け落ちたようです。
  • 首を下曲げると後頭部が突っ張る感じがします。
  • アタマの植毛をした部分については頭頂部から後ろ側は相変わらず麻酔を掛けたように麻痺しています。植毛の際に神経が切れたせいのようです。
  • 頭頂部にニキビの様に吹き出物のような脂がたまっています。つぶすと脂の混じった血が出てくるので何箇所かかさぶたになっています。
  • ドナー部の傷口は殆んどくっついていますが、一部に吹き出物が出ています。溶ける糸は3週間ほどですべて取れてなくなりました。
  • なぜかドナー傷周辺の毛が生えて来ません。相変わらずはげています。一ヶ月経てば1センチ程の毛が伸びて来て隠れてくると思っていたのですが、実際は刈ったはずの毛が抜けています。ショックロスみたいなものなのでしょうか。その部分の写真を貼ってみました。

吹き出物ができてくるので枕カバーに薄い血が付きます。早く落ち着いてほしいものです。
3週間程経った時に一度散髪に行きました。傷があるので隠れる程度に短くと言ってカットしてもらいました。早くこの部分にも毛が生えてほしいものです。



2013年3月19日火曜日

13日目 植毛が抜けてきた

昨日はほとんど気が付かなかったんですが、突然今日から植毛した短い毛が抜けて来ました。

こんなに突然に抜け始めるとは…。多分あと1週間すると以前より薄い頭に戻るんだろうなあ。

それこそ どれだけの毛根が定着したのかが気になります。
それがわかるのは3ヶ月くらい経って、新たな毛が毛根から生えてきた時だろうと思っています。

その間は通称フリカケと呼ばれる物を頭に振りかけると濃くみえるんだけどそれで過ごすしかないかも。

宣伝になりますが、私はこのスーパーミリオンヘアーでなんとか社員旅行を無事に乗り切った事があります。リンクを左に貼りました。

お風呂で頭は洗えませんが、汗をかいたくらいでは平気でした。その時には少しコツがあって一度固めた後に、クシでといて更にもう一度ふりかけて固めました。その上でクシで調整してフリカケがこぼれないことを確認して固めるという念の入れようでしたが、枕に落ちることもなく完璧でした。

ぜひとも商品のレビューも読んで見ることもおすすめします。

2013年3月18日月曜日

12日目 特に変化なし

手術をしてから12日が経ちました。見た感じ特に変化はありません。
植毛した毛は相変わらず残っています。どうも1ヶ月後には殆どが抜けてしまうようですが、出来ればこのまま残っていて欲しいです。

傷は特に痛むことはありませんが、植毛した部分は神経が切れているのか相変わらず帽子をかぶっているような感覚があります。

少し悩んでいることは次回の散髪はいつ行おうかと言う事です。今散髪をした場合、ドナーの部分の毛が殆んど生えていないので目立ってしまいます。よってタイミングとしてはその部分が2cm程まで伸びた時点で切ることになるのかと思いますがおおよそ2ヶ月待たなければいけません。

今回はもし質問があれば受け付けたいと思います。でも手術を受けたクリニックなどについての具体名などは現在は控えさせて頂きます。

2013年3月15日金曜日

9日目 ドナーの傷はどうなってるのか

さてドナーの傷についてはあまり触れていなかったのでココで触れてみます。

手術直後から下を向こうとすると後頭部がつっぱります。私の場合は場所によっては1.5cm程ドナーを取ったらしいので当初の違和感は覚悟するように言われました。

痛みについては処方された痛み止めで収まる程度です。それも最初の3日間だけでした。
出血ですが24時間後の時点で包帯をとった際には血がついていましたが、それ以降は枕に血がつくこともなく違和感以外は全く問題がありません。

手術を受ける際にはあらかじめ傷を隠すために後頭部の髪の毛を4cm以上に伸ばしてくるように言われていました。私は元々刈り上げに近い長さだったのですが、おおよそ2ヶ月半の間、散髪をせずに伸ばしておきました。多分4cm弱だと思うのですが外からは全く見えないそうです。

9日目の傷の写真はこんな感じです。



あんまり見えないでしょう?私も鏡で見てもよく見えないんです。

傷の周辺の毛は短く刈られてるのでそれが目立ちますが、傷自体については今の時点でそれほどバックリと縫った痕なども見えません。
傷の周辺の毛が2cm位になった時点で廻りの毛を切れば目立たなさそうだと思うので散髪はあと2ヶ月くらい我慢しようかと思っています。

やはり洗髪の際に触るとマダ痛みます。お風呂の淵に頭をゆだねると丁度当たります。突っ張るような違和感は現在も続いています。

私の場合は溶ける糸だそうなので抜糸は必要ないそうですが、本来なら抜糸は2週間後だそうです。

2013年3月13日水曜日

7日目 カサブタを取ってみた

とうとう少し植毛した所を優しく指の腹で擦っていいようになりました。カサブタも徐々に剥がしていいようです。
7日目までは植えた毛根が取れてしまう可能性があるのでアタマをぶつけたり触らないようにと念を押されていました。 また毛根が取れた場合にはどうなるのかについても説明を受けていました。

毛根が取れた場合には、血が出てきます。

実は私の場合は不注意で数株が取れました。
最初は術後の2日目辺りで寝てる際にアタマを触ってしまったようで、痛いと思った時には遅く、一株抜けました。それ以来ニット帽をかぶって寝ていました。
次に乗り物に乗った際にアタマを強くぶつけてしまいました。ココで2株くらいが抜けました。
頭を清潔にするために優しくすすいでいる最中に間違えて触ってしまい抜けたこともありました。
6日目の仕事中に頭をかいてしまって一株抜けました。
カサブタを剥がしいる最中にも植毛した毛が毛根付きで一株とれました。

さてカサブタは結構簡単に殆どが剥がれました。剥がれた後は以下のような感じです。

頭皮が全体的に赤くなっているのがわかると思います。

今現在は植えた毛が頭皮に残っているので少し濃くなってみえます。但し植えた毛は1ヶ月程で一旦抜けるとの事なので、その時点では相当薄くなっているんではないでしょうか。


2013年3月12日火曜日

6日目 かさぶたが残ってる

6日目っていうのは結構大事かもしれませんね。多くの人は廻りにバレないようにするためには1週間ほど仕事を休むんじゃないかと思います。仮に月曜日に植毛をすれば次の日曜日が6日目となりますから。7日目には出社になることと思います。

6日目の夜の時点では顔やマブタの腫れは完全ではないもののマズマズ落ち着いて来ました。頭の方は3日目から見た感じは殆ど変わっていないと思います。

私の場合は6日目に出社でした。
頭に帽子などはかぶりませんでしたが但し目の廻りが腫れていて更に少し黒くなっていたので、職場ではアレルギーで目が腫れたと言ってごまかしました。その上で薄い色付きの伊達メガネをかけていました。実は出社してデスクで頭をついつい触ってしまい幾つか目立つかさぶたをとってしまいました。

あまり人とは会わないようにしてたので気づかれてはいないと思うのですが、出来ればカサブタを取ってから出社したかったです。ちょっとドキドキした1日でした。

翌日の7日目からは頭を指の腹で洗っても構わないそうです。明日からはかさぶたを剥がします。


2013年3月9日土曜日

3日目の状況

いきなり術後3日目ですみません。

移植したところは、見た感じで違和感があるものの、意外とかさぶたも少なくキレイだなあというのが印象です。見ての通り新しく植えた毛の根元が黒くなっているのがわかると思います。



買い物などには特に帽子などで隠すこともなくそのママ出かけていたのですが、それよりも深刻な問題がありました。

それは、麻酔の副作用で、オデコから目の下にかけてスゴく腫れてしまいました。さすがに目はお見せしたくないので写真は載せませんが、外出中に片目が全く開かなくなり、その内もう片方の目も足元の明るさが分かる程度までしか開かなくなってしまいました。

ひとによって程度が異なるのだと思いますが、とても誰かと顔を合わせられる状態ではありませんでした。目が開かなくなるほど全体が腫れるんですから。まぶたの上下がくっついてしまっているため涙で周辺が赤くなってしまうし目やには出るしどうしようもありませんでした。

クリニックに問い合わせたところ5日から1週間で元に戻るとのこと。とにかく我慢我慢。

2013年3月7日木曜日

手術当日の事

当日の話しはどんな事を書いたらいいか迷います。
別に手術の詳細を書いてもあまりタメにならないだろうと思うので、いくつか気が付いたことを散文で書いてみたいと思います。

デザインと記録
一番最初に頭に線を引いて何処に植毛をするのかのデザインを行います。またその際に写真の撮影を行いました。記録用との事ですが恥ずかしいです。

どんな格好で手術をするのか
当日はカブるタイプのTシャツなどではなく前あきのシャツを着てくるように指示されました。そして手術の際には手術着に着替えてから椅子に座ります。丁度床屋さんの椅子と同じ感じの椅子でした。

痛みは本当に無いのか
手術は部分麻酔にて行います。なので終始意識ははっきりしています。麻酔が入っているとはいえ、それでもたまにチクリとした痛みが何度かありました。特にグラフトの植え付けの作業の時です。順番は前後しますが、後頭部のドナーを採取する際には全く痛みやメスなどの感触はありませんでした。縫合をする際には引っ張られる感じはありましたが痛みではありませんでした。

毛根の植え付けに際して
手術中は鏡などで状況を見ることは出来ません。また抑えられているわけではありませんが頭を自由に動かすことが出来ないので視野も限られています。一つ気になったことは毛根の植え付けの際に結構な量の既存の髪の毛が抜けたことです。やはり既存の毛根にダメージを全く与えずに新たな毛根を植えることは難しいようです。ちょっと不安になりました。
植え付けの作業は3人の看護師さんが頭を囲んで一斉に行なってくれました。

結局何本植えたのか
手術は途中の食事休憩を除いて実質4時間くらいかかったと思います。最後に担当医師の方からどれだけのグラフトを移植したかの説明がありました。

当初の見込みでは、
  • 毛が1本のグラフト=70株
  • 毛が2本のグラフト=800株
  • 毛が3本以上のグラフト=800株
を移植予定でした。
つまりおおよそ4200~4500本程の毛が増える予定でしたが、ドナー部分を多めに取れたことと3本以上のグラフトが多かったために実際は、
  • 毛が1本のグラフト=70株
  • 毛が2本のグラフト=800株
  • 毛が3本以上のグラフト=1700株
を採取してそれらすべてが移植されました。

ということで、おおよそ7000本程の毛を移植する事が出来たようです。
(上記は概数で記しましたが実際にはもう少し細かい数値でグラフト数をおしえてくれました)

2013年3月4日月曜日

思い切って植毛を決意

3月上旬のとある火曜日、都内のクリニックで自毛の植毛手術を受けました。あまり写真は得意ではないのですが、出来る範囲でレポートしてみたいと思います。また状況が毎日変わるわけでは無いと思うので更新はすごく遅いと思います。

まずは手術をうける前夜の写真ですが、こんな感じです。



見ての通り、オデコから頭頂部にかけてウブ毛が生えている程度で事前のカウンセリングによると現在の密度は薄毛になっていない部分に対しておおよそ15%強なんだそうです。

さらにこの薄毛は後頭部のツムジに向かっており、頭頂部からの写真は無いのですが明らかな薄毛です。

今回受ける手術は後頭部の頭皮を幅10mmを基準としておおよそ30cm程切り取り、そこにある毛根を薄毛の部分に移植する一般的な自毛の植毛手術です。

今回の手術にあたっては、カウンセリングを含む移植範囲や費用の設定については2ヶ月半前の12月末に既に済ませていました。また血液の検査も行なってもらいました。

その際の測定結果では植毛範囲は116平方cmに対して、33%の密度をアップさせるためにはドナー部分の必要面積が38平方cmと算出されました。後頭部の皮膚のたるみ具合からドナー部分は10mm以上取得できるであろうという見込みも立てられました。

どれくらいの毛を植えるかについては色々な計算方法があるようですが、結局何本の毛を植えるのかという質問に対する答えはあくまでも見込みであって、正確な数はわからないようです。私の受けたクリニックでは、植毛範囲の面積に対して植毛密度を算出した結果から算出できる必要なドナー部分の面積にて治療費を算出していました。

多分理由としては、
ドナー部分に幾つの毛根があるかは実際に採取してみないとわからない。
一つの毛根から生えている毛の数を事前に数えるのは難しい。
等ということだと思います。そのため廻りの毛に対する比として、33%アップ等という表現になるのだと思いました。

余談ですが、対して切らずにグラフト(毛根)を採取する方法では手術の際に目視で毛根を採取しているためあらかじめ移植するグラフトの数と期待できる毛髪の数の算定が容易であるのかと思います。


話を元に戻しますが、私は33%アップのコースで行くこととしました。費用はウェブページ等に書かれている計算によればおおよそ税込で186万円程という事になりますが、結局137万円にて手術を行なってもらうことになりました。この点については別途機会を見て書きたいと思います。


さて手術はどうなるのでしょうか。